コラーゲンと人工臓器

今のところ人工臓器といえば、心臓ならポンプ機能、腎臓なら血液ろ過機能、血管なら血液の通り道の機能というように、一部の機能しか再現できていません。例えば肝臓は解毒、分解、タンパク質の合成など複雑な働きをしています。しかし、人間が生きた細胞をつくることはできません。

そこでコラーゲンの接着機能、細胞増殖機能、生体適合性に優れた性質を活かして、患者から少しとった肝臓や腎臓の細胞をコラーゲンに植えつけて増殖させて利用することが考えられます。肝臓の形、心臓の形などにしたコラーゲンの網袋に細胞を培養させることで人工臓器ができるかもしれません。