コラーゲンの薬カプセルとして利用
病気になると薬を飲んだり、注射をしてもらいます。薬は胃や腸から、注射された場合は血管の中に入ります。そして、血液に乗り全身に広がっていきます。しかし、一度投与した薬の濃度は持続しないで、低下してしまいます。![]()
そこで、疾患部に優先的に薬を届ける方法や、薬に効果を持続させる方法が研究されるようになりました。ちなみにこれをドラッグ デリバリー システム(DDS)と言います。
薬の効果を持続させる方法として、薬を適当なカプセルに包み、そこから一定の速度で長時間にわたって薬を放出させるものがあります。ここにコラーゲンを用います。コラーゲンは様々な形に成形できますし、適当な時間で体の中で分解され吸収されますので、DDS材料として活躍します。コラーゲンカプセルの形や橋架けにより、薬の放出具合を調整します。